永久先物取引では、注文が発注されなかったり、満たされなかったりする場合があります。その理由として、以下のことが考えられます。
注文ができない場合:
- 証拠金不足: 他の注文があるために証拠金が不足している場合や、注文数量が多すぎる場合には、証拠金を追加して注文を出す必要があります。レバレッジ倍率が低いほど、より多くの証拠金が必要になります。この問題を解決するには、レバレッジの倍率を上げてみてください。
- ポジション制限: ストップリミット注文の場合、逆方向のポジション量が多すぎて、ネットエクスポージャーに対して証拠金が不足することがあります。最大ポジションサイズは、レバレッジに応じて異なります。
- 契約数量の不足: 契約の種類によって最低発注量が異なります。詳細は、USDⓈ-M永久先物取引仕様書をご覧ください。
- リデュースオンリー注文: 逆方向のポジションがない場合、リデュースオンリー注文はできません。
注文は満たされない場合:
- 価格がマッチしない: 市場価格が注文に設定された価格に達していません。ストップリミット注文は、市場価格がトリガー価格に到達するとオーダーブックに追加されますが、市場価格が注文価格に到達しないと注文は成立しません。ストップマーケット注文では、マークの価格と最後の価格のどちらをトリガー価格として機能させるかを選択できます。
- 市場価格との乖離が大きい: 注文に設定されている価格に合致する注文がオーダーブックに存在しません。大量のご注文の場合、一部しかお受けできない場合があります。
- 証拠金監査が失敗 (逆指値注文の場合): 逆指値注文の場合は、トリガー価格と注文価格を設定する必要があります。 (逆指値注文の場合は、マーク価格と最終価格のどちらをトリガー価格として機能させるかを選択することができます)システムは2回、証拠金の監査を行います: 注文時と、注文が成立する前注文がトリガーされると同時に、システムは2回目の証拠金監査を行います。2回目の監査から注文が成立するまでの間に、損失が発生したり、アカウントから資金が流出したりすると、証拠金の残高が不足し、注文は失効したと表示されます。